# Zscalerとは？VPNとの違い、ZIA・ZPAの役割と会社から見えるもの

- URL: https://www.waltsu.co.jp/magazine/security/zscaler/
- カテゴリ: セキュリティ > 脆弱性対策
- 執筆: 藤井 俊輔（代表取締役） / 監修: 玉城 彪眞（マーケティングディレクター）
- 公開日: 2026-11-04 / 最終更新日: 2026-11-04
- 発行: waltsu株式会社（waltsu MAGAZINE）

## こんな人におすすめ

- 会社のPCにZscalerが入ったが、何をするものか分からない
- VPNやファイアウォールとの違いを知りたい
- 会社に何が見えるのかを知りたい

社内の案内や提案書で「Zscaler」の名前を見て、VPNの一種なのか、会社に何を見られるのかと手が止まることがあります。 Zscalerは社員の通信をクラウドで検査し、許可したアプリにだけつなぐサービスで、VPNではありません。本記事では2026年11月時点の公式情報をもとに、ZIA・ZPA・ZDXの役割、VPNやファイアウォールとの関係、会社から見えるものと注意点を整理します。

**この記事のゴール（読了目安 約7分）**：Zscalerの役割とVPN・ファイアウォールとの関係を説明でき、会社から見えるものと注意点が分かるようになる。

## この記事の結論

- Zscalerは通信をクラウドで検査するサービスで、VPNではない
- ZIAは外へ、ZPAは社内へ、ZDXは遅さの調査
- 残せる項目は多いが、どこまで見るかは会社が決める
- IP、証明書、届かない時の動きが注意点

## Zscalerとは

Zscalerは会社とサービスの名前で、仕組みの中心は通信を途中で検査することです。

### 会社とサービスの名前

読みはゼットスケーラーです。[公式は2007年の創業と説明](https://www.zscaler.com/jp/company/about-zscaler)し、基盤の名前はZero Trust Exchangeです。

### 通信をクラウドで検査する

[公式の呼び名](https://www.zscaler.com/jp/products-and-solutions/zero-trust-exchange-zte)は「プロキシ アーキテクチャー」で、**Zscalerが利用者とアプリの間で1対1の接続を仲介します**。前提のゼロトラストは[社内だから安全とはみなさない考え方](https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e2a06143-ed29-4f1d-9c31-0f06fca67afc/5efa5c3b/20220630_resources_standard_guidelines_guidelines_04.pdf)です。公式の公表値は1日7,500億超のリクエストと200以上のデータセンターです。

![端末、Zscalerのデータセンター、宛先のWeb・SaaSと社内アプリの3段を左から右へ並べ、データセンターで検査と許可の判断をすることを示した流れの図](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/11/zscaler01.png)  
*端末の通信は Zscaler のデータセンターで検査と許可の判断を受けてから、宛先へ向かいます。*

## ZIA・ZPA・ZDXの役割

まず名前が出る3つは、外へ出る通信、社内へ入る通信、遅さの調査を受け持ちます。

| 略称 | 公式の表記（2026年11月時点） | 受け持つこと | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| ZIA | インターネットへのセキュアなアクセス | WebとSaaSへ出る通信の検査 | サイトを見る、SaaSを使う |
| ZPA | セキュアなプライベート アクセス | 許可した社内アプリへの接続 | 社内システムにつなぐ |
| ZDX | デジタル エクスペリエンス | 端末からアプリまでの状態の可視化 | 「遅い」の原因を探す |

解説記事でよく見るZscaler Internet Accessも、略称は同じZIAです。**略称で覚えるほうが迷いません**。

## 今のZscalerの全体像

ZIAとZPAの2つで説明されがちですが、公式の見せ方はもっと広いです。

### 公式が挙げる4つの柱

- Zero Trust SASE Everywhere
- [AIのセキュリティ](https://www.waltsu.co.jp/magazine/security/generative-ai-security/)
- データ セキュリティ
- Agentic SecOps

SASEはネットワークとセキュリティをまとめてクラウドで提供する考え方です。

### 買収で広がる先

買収で広がる先は[AIの利用の保護](https://ir.zscaler.com/news-releases/news-release-details/zscaler-secures-enterprise-ai-lifecycle-acquisition-innovative)、[ブラウザ](https://ir.zscaler.com/news-releases/news-release-details/zscaler-acquires-squarex-advance-zero-trust-browser-security-ai)、[セキュリティ運用](https://ir.zscaler.com/news-releases/news-release-details/zscaler-completes-acquisition-red-canary-accelerate-innovations)で、2026年5月に[Symmetry Systemsの買収の意向](https://www.zscaler.com/jp/press/ai-announcement)を発表しました。**4つの柱のどこまで使えるかは契約で変わります**。

![2025年8月のRed Canary、2025年11月のSPLX、2026年2月のSquareX、2026年5月のSymmetry Systemsを左から右へ並べた年表の図。Symmetry Systemsは買収の意向を発表と記している](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/11/zscaler02.png)  
*2025年8月から2026年5月にかけて、セキュリティ運用とAIの保護に関わる買収の完了や発表が続きました。*

## ZscalerとVPNの違い

ZPAはVPNの代わりに使われますが、VPNではありません。違いは**利用者が社内ネットワークに入らないこと**です。

[公式の説明](https://www.zscaler.com/jp/products-and-solutions/zscaler-private-access)では、アプリも公開インターネットに出ません。社内側の[App Connectorは外向きにだけ接続し、外からの受信ポートが要りません](https://help.zscaler.com/zpa/about-connectors)。違いはセキュリティと利便性だという説明もありますが、それは結果の話です。

- **置くものはある**: 端末に[Client Connector](https://help.zscaler.com/zscaler-client-connector/what-is-zscaler-client-connector)、社内側にApp Connectorを置く
- **通信はクラウドを通る**: [端末どうしを直接つなぐ方式](https://www.waltsu.co.jp/magazine/security/tailscale/)と作りが違う

![左にVPN（VPN機器を通って社内ネットワークに入ってからアプリへ進む）、右にZPA（Zscalerの仲介で許可したアプリにだけつなぐ）を並べた左右比較の図](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/11/zscaler03.png)  
*VPNは社内ネットワークに入ってから先へ進み、ZPAは許可したアプリにだけつなぎます。*

## ファイアウォールとの違い

ファイアウォールとの関係は通信の向きで分けると整理できます。これはwaltsuの整理で、公式の分類ではありません。

- **外へ出る通信**: ZIAが検査する
- **社内へ入る通信**: ZPAが仲介する
- **外から公開サーバーへ来る通信**: ZIA・ZPAの公式の説明の外で、WAFや[DMZ](https://www.waltsu.co.jp/magazine/security/what-is-dmz/)の話として確かめる

「ファイアウォールとしても利用できる」という解説もありますが、**全部を置き換えられるかは通信の向きごとに、とくに公開サーバーの防御は契約の前に販売会社へ確かめてください**。

![外へ出る通信はZIA、社内へ入る通信はZPA、外から来る通信はZIA・ZPAの説明の外でWAFやDMZとして確かめる、の3枚を横に並べたカードの図](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/11/zscaler04.png)  
*外へ出る通信はZIA、社内へ入る通信はZPAが受け持ち、公開サーバーへ来る通信は別に確かめます。*

## 会社から見えるもの

入れられた側から、公式の項目、会社ごとの運用の順に見ます。

### ログに残る項目

| 項目 | 分かること | 補足 |
|---|---|---|
| 利用者 | メールアドレスと部署 | 認証を使う場合 |
| 見たページ | URLの全体 | TLS検査をした通信 |
| 送った内容 | 生成AIへの入力 | TLS検査と 入力の保存 の設定 |
| 端末の調子 | CPUやメモリなどの状態 | ZDXを使う場合 |

TLS検査は暗号化された通信の中身を見る検査です。**TLS検査をしない通信は、[公式の例](https://help.zscaler.com/zia/about-ssltls-inspection-policy)ではドメインまでしか分かりません**。

### どこまで見るかは会社が決める

**誰が何をどこまで見るかは、Zscalerの仕様ではなく勤務先の設定と規程で決まります**。不安なら就業規則や情報セキュリティ規程を確かめ、情シスに聞いてください。

[個人情報保護委員会のQ&A](https://www.ppc.go.jp/all_faq_index/faq1-q5-7/)は個人データを扱う従業者を監視する場合の留意点に、目的の特定、社内規程への明記、従業者への明示などを挙げます（Zscalerの話ではありません）。

## Zscalerのデメリット

通信の途中に入る製品なので、注意点が3つあります。

### 動かないアプリが出る

公式は証明書の固定などで検査できない宛先が数十あるとして、既定の例外を用意しています。**自社の業務アプリでも例外や証明書の設定が要ることがあります**。

### 接続元のIPが変わる

通信はZscalerの出口から出るので、接続元のIPで制限しているサービスに影響することがあります。公式は[固定のIPをIP認証が必須のアプリにだけ使う](https://help.zscaler.com/zia/using-dedicated-ip)よう勧めています。

### 通信が1社に集まる

検査のために通信がZscalerに集まるので、**この会社を信頼できるかと、届かない時の動き**が判断の材料になります。

## 料金は公開されていない

**[公式の料金ページ](https://www.zscaler.com/jp/pricing-and-plans)に金額はありません**。2026年11月時点の表記はEssentials PlatformとZscaler Platformの2つのまとめ売りと追加の機能です。

[NTTドコモビジネスの解説](https://www.ntt.com/business/lp/zscaler.html)は年額契約で、見積りはパートナーから取るよう勧めています。別のプラン名を載せた解説もあり、提案書のプラン名は販売会社に確かめてください。

## 日本での提供状況

2026年11月3日時点で次の3点です。

- **拠点**: [東京（2018年の発表）](https://www.zscaler.com/jp/press/cloud-security-advanced-company-zet-scaler-expanding-asia-pacific-business-japan)と[大阪（2025年4月1日に営業開始）](https://www.zscaler.com/jp/blogs/company-news/introducing-zscaler-osaka-office)にオフィス
- **データセンター**: [公式の一覧](https://config.zscaler.com/zscaler.net/cenr)にTokyo IV・V・VIとOsaka I
- **ISMAP**: [2024年2月13日に登録完了を発表](https://www.zscaler.com/jp/press/zscaler-achieves-japan-ismap-compliance)。[今の一覧](https://www.ismap.go.jp/csm?id=cloud_service_list)の名称にもJapanese Governmentと付き、ZIA・ZPAなどを含む

**ISMAPは公共機関向けの版の話で、民間向けの契約にそのまま当てはめられません**。

## 【プロの視点】届かない時に通すか止めるか

検索上位の解説には、安全で快適という評価で終わるものが目立ちます。**全社の通信を通す道が使えない時にどう動くか**を見るべきです。

[公式のヘルプ](https://help.zscaler.com/zscaler-client-connector/configuring-fail-open-settings-zscaler-client-connector)はサービスに届かない時に利用者を直接インターネットへ出すか、インターネットを止めるかを管理者が選ぶと説明しています。通せば検査なしで外へ出る時間ができ、止めれば仕事が止まります。確かめたいのは**自社がどちらを選んだかを説明できるか**です。

検査から外す宛先も同じで、外せばアプリは動きますが、その通信はドメインまでしか見えません。

明日やる最初の一歩は提案書か社内の設定で「届かない時の既定の動き」と「検査から外す宛先を誰が決めるか」を探すことです。無ければ販売会社に聞いてください。

## 【waltsu視点】発注元の出口を先に聞く

発注元がZscalerのような製品を入れている場合に、通信の出口について先に確かめたい点です。公式文書から導いた見方で、実際に測った結果ではありません。

- **管理画面のIP制限**: 出口が社内の固定IPでなくなると、IPで許可した管理画面に入れないことがある
- **新しいドメイン**: 作成から30日以内で未分類のドメインを分ける[公式の分類](https://help.zscaler.com/zia/about-url-categories)があり、[公式の指針](https://help.zscaler.com/zscaler-deployments-operations/zia-policy-leading-practices-guide)はブロックを勧める。発注元の端末で開けないことがありうる
- **計測の除外**: GA4の[内部トラフィックはIPで定義する](https://support.google.com/analytics/answer/10104470?hl=ja)ので、出口が変われば社内アクセスの除外を見直す

相手の端末でサイトが開かなければ、直す試行の回数がその分減ります。**最初の週に相手の端末で開けるかを試せば、止まる前に気づけます**。

最初の一歩は発注元に「社外サイトへの接続にプロキシを使うか」「社外から見えるIPは固定か」を聞くことです。

## まとめ

Zscalerは社員の通信をクラウドで検査するサービスで、VPNとは仕組みが違い、ファイアウォールとは通信の向きごとに関係を見ます。会社が通信をどこまで見るかは、勤務先の設定と規程で決まります。

製品の範囲と料金は変わるので、契約の前に公式と販売会社で確かめてください。発注元のセキュリティ規定の中でサイトやAIの試行を止めずに進める段取りに迷ったら、waltsuが確認の順番からご支援します。

## よくある質問

検索で並ぶ疑問に答えます。

**Q. Zscalerの読み方は？どこの会社？**  
A. ゼットスケーラーと読みます。社名もZscalerで、米国のNASDAQに上場し、公式の説明では2007年の創業です。日本にもオフィスがあります。

**Q. Zscalerを入れると監視される？**  
A. 通信の記録は残せますが、見る範囲は会社の設定と規程で決まります。業務外の利用も記録に残りうると考え、規程を確かめてください。

**Q. Zscalerがつながらないときは？**  
A. Wi-Fiのログイン画面、証明書の例外、サービス側の障害など原因は複数あります。自分で切ろうとせず、アプリの名前と時刻を情シスに伝えてください。

**Q. ファイアウォールは不要になる？**  
A. 会社の構成で変わります。通信の向きごとに確かめ、公開サーバーの守りは別に見てください。

**Q. 中小企業でも使える？**  
A. 公式の料金ページには金額も最低人数も載っていません。販売会社の見積りで確かめてください。

## 執筆者

**藤井 俊輔**（代表取締役）ベンチャー企業の外部CMOや水族館のマーケティング担当などに従事。オンライン/オフライン問わず集客を中心としたマーケティング施策に強み。

プロフィール: https://www.waltsu.co.jp/magazine/supervisor/shunsuke-fujii/
